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- 退職代行をはじめて使うからどんなものか知りたい!
- どんな人が使っているんだろう?
- 退職代行のメリット・デメリットってどんなのがあるの?
こんな悩みを解決できる記事になっています。
私は、会社の事務担当として退職代行の対応や退職者の対応を何度もしてきました。
個人的な見方もありますが、何人も退職者を見てきた経験からお話ししていきますので、参考になる内容になっていると思います。
この記事では、退職代行の必要性からメリット・デメリットに加え選び方まで解説しています。
まず初めに、退職代行って何?というところから。
退職代行は必要なのか?ということです。
実際に退職代行はどんな人が使って、どこまでしてくれるのかを解説していきます。
さらに、退職代行の中にも出来ること出来ないことがあります。
資格の有無によっても変わってくるということを理解しておきましょう。
どんな人が使うのか?
退職代行は、自分で辞めることが出来ない人が使っています。
ただ自分で辞めることが出来ない人と一括りにしても分かりにくいと思うので、具体的にイメージしてみます。
・上司に退職を言うのが怖い人
・退職を会社が認めてくれない人
・退職の手続きが面倒に思う人
このように、いろいろな理由があって、会社と退職のやり取りをすることが出来ない人が使っています。
どこまでしてくれる?
退職の手続きが終わるまでをトータルしてやってくれる。
退職の手続きは実は大変で、パッと辞めることが出来ても会社側はそうはいきません。
退職届を元に社会保険の喪失手続きや、離職票の作成手続き、返却物の回収、退職金の計算、有給消化など多岐に渡ります。
退職代行は、一連の退職手続きの中で会社が本人に確認を取りたいことを会社と本人の間に入ってくれます。
つまり、退職をしようと思ってから、退職が完了するまでの間を任せることが出来ると言えます。
退職代行に資格は必要ある?
退職代行をするにあたって特別な資格は不要です。
ですが、不要とは言っても、資格がなければ出来ないこともあります。
非弁行為や違反行為で法律に触れてしまう場合もあります。
退職の時に残業代や退職金、有給休暇の取得の希望がある場合には資格が無い退職代行では請求が出来ません。
正確に言うと会社と交渉が出来ないということになっています。
退職代行には資格が無ければ出来ないこともあるので注意が必要です。
退職代行のメリットは3つ
・安全に辞められる
・円満退社も望める
・無断欠勤扱いにはならない
なかなか辞められない退職する上で、必ず気になるのがトラブルですよね。
この3つはそう言った不安を解消出来るものになっていますので、順に見ていきましょう。
安全に辞めることが出来る
退職代行を使うことで安全に辞めることが出来ます。
例えば、退職を認めてくれない会社や上司に圧を掛けられて辞められない場合でも退職代行を使えば、直接の連絡を取る必要が無く辞められます。
弁護士が関わって運営している退職代行も多くあり、退職を認めなかったり、要求を出して来ても法律に則っての対処が可能です。
特にブラック企業やブラック上司で悩む人にはおすすめですよね。
円満退社も望める
退職代行は退職のプロです。
会社とのやりとりも任せることが出来、スムーズに退職が完了します。
書類の不備や回収物があった場合でも退職代行が代わりにやり取りをしてくれ、会社側にもストレスを与えることがありません。
つまり、会社側にもスムーズな退職処理が出来るメリットがあるので、円満退社を望むことも出来ます。
無断欠勤扱いにはならない
退職代行を使えば無断欠勤になることはありません。
自分で退職を言うのと変わりは無いので、無断にはなりませんよね。
懲戒解雇の恐れとなるのは、無断欠勤や業務に影響が出るようなことが該当するので、退職代行を使うこと自体は対象とはなりません。
つまり、退職代行を使うことも、正式に退職をするのと同じです。
退職代行のデメリットは4つ
・会社はショックを受ける
・失敗
・会社から連絡や自宅まで来る
・嫌がらせを受ける
すべて可能性があるということにすぎませんが、実際に利用した方で体験したことがあるものです。
順に解説していきます。
会社はショックを受ける?
退職代行からの連絡は電話です。基本的には電話に出た方に伝えますが、担当者ということで上司が電話に出ることもあります。
電話に出なかったからと言って退職代行を使って辞めたと伝われば少なからずショックを受ける可能性もあります。
失敗の可能性
退職代行と言えど失敗の可能性もあります。
退職が出来ないことだけが失敗と思われがちですが、未払いの時間外や退職金、有給や退職後の書類等もあります。
会社から直接連絡が来る
退職代行を使うと退職代行と会社の間でのやりとりになりますが、直接連絡が来たり、家まで上司が来ると言ったことがあります。
「本人に意思を直接確認したい」や「引き止めをしたい」など理由はありますが、応じる必要はありません。
その場は無視をして、退職代行を通して連絡を取ってもらうようにすれば問題は無いです。
人によっては結局自分でやりとりをすることになってしまったとなってしまうのでデメリットと言えます。
嫌がらせを受ける
退職代行を使う人はその日から会社を休むことになる場合が多いですが、嫌がらせを受けるということもあります。
上司が家まで押しかけて来たり、鬼電されたり、親にまで連絡をされることもあるようです。
出来るだけ穏便に退職を済ませたいと考えている人にとってはかなり不安要素です。
退職代行のデメリットを受けないためには、利用前にしっかりと目的や評判をチェックする必要があります。
自分の目的に合った退職代行を選ぶ重要性と選び方、評判について解説していきます。
目的に合った退職代行を選ぶ
自分の目的に合った退職代行を選ぶことで、退職代行で失敗してしまったと感じることは無くなります。
目的別にどの退職代行がおすすめなのか紹介していきます。
・退職だけが目的
・退職以外にも申請をしたい(有給・未払い残業代・退職金)
・会社とのトラブルもあり、その対応もある
退職だけが目的なら全ての退職代行が該当します。
退職以外にも申請をしたいのなら労働組合もしくは弁護士の退職代行がおすすめです。
会社とのトラブルがある場合には弁護士に依頼するのがおすすめです。
評判や口コミも必ずチェックする
退職代行を使う時に注意したいのが評判や口コミです。
何か物を買う際には、大抵買った人のレビューなんかを参考にしたりしますよね。
それと同じですが、参考にするのは、自分の興味があることのみという人が多いです。
「とにかく退職したい」「今すぐにでも辞めたい」という気持ちが強いと評判や口コミをチェックするまえに利用してしまいます。
気持ちを一度落ち着けてまずは評判や口コミをチェックしてみましょう。
メリット・デメリットは理解したけど、いちいち調べるのは面倒という人におすすめの退職代行を紹介します。
簡単に言うと、どんなデメリットにも対応出来て費用も抑えられる退職代行になります。